仕事納め 2010 , 12月 , 27
こんばんはアシスタントです。


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こんにちは。梶原です。
寒い季節になってきましたね。
秋からあっという間に冬になり、
今年もあと残り少なくなりました。
毎日沢山の新しい出会いがあり、目が回る忙しさの
今年の後半でしたが、、
特に印象に残っている経験をご紹介します!
10月中旬から福岡岩田屋さん1階でgredecanaの商品を置いて
頂いていますが、トークショーとワークショップのため、
初めて九州に行きました。
初日にまずは有田焼、柿右衛門の窯を見学しに
長崎まで車で移動。
その中で初めての景色を眺めながら、
自然を満喫しました。
北海道と同じ様に、海があり、山があり、自然豊かな土地で
親近感がわく風景でした。
有田焼きをしっかりと見る事も初めてだったのですが、
展示している歴史を読むだけで、伝統工芸の重みに心響くものを
感じました。焼き物の乳白色が特別な色だったのか、、など、
日本の職人さんのこだわり、そして、それが
世界で評価されてきた事など、どこかテキスタイルに共通している
部分を感じました。有田焼のカラー、赤、黄色、緑、青、紫を
使い続け、余白の構図に特徴を持たせるなど、特徴も良くわかりました。
歴史や特徴を知ってから、改めて有田焼きを見てみると、、
その完成度の高さを見る面白さがありました。
その後、14代酒井田柿右衛門の制作現場を見させて頂きました。
窯の現場では、機械的な動きではなく、熟練の職人さんが
経験をもとに目で見る火の加減や気候を感覚で判断して
陶器を焼く時間を計るお話を聞きました。
窯の写真です。
そして、一番心に残った場面ですが、
様々な年代の職人さんが、静かな空間の中に座って作業している所。
同じ形に成形を繰り返ししている作業や、
同じ絵を手で絵付けする作業を繰り返している。
淡々とした中に、すごい技術の継承があり、繰り返していく事の
重みを、その空気感から感じました。
素焼きに入る前の真っ白な陶器は、まるで機械で作った様に
同じ形で並んでいて、とても迫力がありました。
引き継ぐものへの想いと力強さと温かさは、とても私の心に残り、
次のデザインにも大きく影響する経験でした。
継承するための人材育成システムもしっかり考えられていて、
年代別に職人さんが仕事をしていました。
10年間ほど修行して一人前になるそうです。
改めて、日本の伝統工芸を未来に残すための
努力を感じました。
柿右衛門窯 HP
http://www.kakiemon.co.jp/
その後、福岡岩田屋さんでトークショーをしましたが、
九州の皆さんと有田焼を語る事や、久留米絣を紹介して頂く事など
伝統工芸についてgredecanaを通しても話す事が出来て、
とても嬉しかったです。
また福岡に行く事が楽しみです。